日本ハム森本がプロ初のサヨナラ打
<日本ハム5-4楽天>
◇26日◇札幌ドーム
球宴パフォーマンス男が、また輝いた。
日本ハム森本稀哲外野手(25)が4-4の同点で迎えた楽天戦の10回裏2死満塁で、プロ初のサヨナラ打を放ち、後半戦白星スタートに貢献した。
2死から4連打という劇的勝利の最後を締めくくる一打。
プロ8年目で初出場した球宴で頭部パフォーマンスで爆笑を誘ったほか、プレーでも本盗、本塁打と大暴れした。
新庄の後継とされる男が、球宴の優秀選手賞がフロックでなかったことを証明した。
-略-
4時間19分のシーソーゲームに、プロ初のサヨナラ打でケリ。一、二塁間で引きずり回され、ユニホームの上着をはだけさせられる。上着が飛び出て、てるてる坊主のようになりながら、両腕をたたきつけてジャンプ連発だ。
「(球宴から)帰ってきてみんなにたたかれるのは最高です」。
延長10回、2死満塁。初球をフルスイングしてファウルした後の2球目、スライダーを左前へ運んだ。
「オールスターの勢いを札幌まで運んできちゃいました」
-略-
大先輩への惜別の思いが、パワーの源だ。
「ピッコロが有名かもしれないけど、ツーさん(新庄の愛称)が球宴は最後なので一緒に楽しみたかった」
初めて先発出場した2戦目に04年の新庄以来となる、球宴史上3人目の本盗を決めた。本塁打も放ち優秀選手賞と新人賞をダブル受賞。パフォーマンス敢行を助言し、後押ししてくれた新庄にプレーでも応えた。
ちょうど2年前、04年の春季キャンプ。メジャーから日本へ復帰し入団した新庄と初めて出会った。当時は同じメーカーのスパイクを使用。だが、そこで師弟関係のきっかけになる“事件”があった。新庄が「こっちの方が足にいいから」などと自分と同じ用具担当者、スパイク製作法への変更を勧めたが拒否。違うと感じたら目上の人にも、意見をしてくる。同じようなプレースタイルの中堅手としてだけではなく、骨太な性格も、後継者と見初めた「才能」の1つだった。
後半戦の開幕戦。「今までいいところで打てなかった」。勝負強さを発揮し、ヒルマン監督も「スポットライトを浴びたい選手だから楽しんでいたね」とご満悦だ。
今ではオフに洋服のショッピングを一緒に楽しむほど、公私に慕う新庄と過ごした3年間も、残りわずか。お立ち台をベンチで見守った新庄、ファンへ約束した。
「せっかくおいしい位置にいるのでトップでプレーオフに行きます」
さらに、気遣いも忘れなかった。試合が長引いたことを気に掛けてか「おやすみなさい!」という言葉で締めた。
初の日本一での有終の美を宣言している、新庄の悲願かなえるために-。森本が2人で追う、大きな夢への懸け橋になる。【高山通史】
(日刊スポーツ) - 7月27日9時18分更新
ちなみに投手は金村(3失点)-押本ー武田久(1失点)-マイケル
金村は6回まで無失点だったのに、いきなりHR2本で失点…。
いかがいたした?
武田も心配。
HR打たれる印象は無いけど、ヒット連発されてK.Oって…あの巨人戦の悪夢を思い出す私…。
それでもヒット2本の1失点でしたが。
頑張れ久~。
7/27
日本ハム立石が5回無失点で今季2勝目
<日本ハム4-0楽天>
◇27日◇札幌ドーム
日本ハムの先発立石尚行投手(36)が5回を5安打されながらも無失点に切り抜け、今季2勝目を挙げた。女房役の高橋とのお立ち台では「次回は6回以降まで投げられるように頑張ります」とペコリ。今季4度の先発はすべて5回で降板しているが、チームは勝利を収めている。今季は開幕から2軍での調整が続き、股(こ)関節痛や打球をすねに受けるなどアクシデントもあった。「4月には無理だとは思ったけど、お立ち台に立ったら何を言おうとか考えていた。頑張っていれば立てるんだなって思いました」としみじみと話した。
(日刊スポーツ) - 7月28日9時38分更新
立石ってソボクだよな~。
お立ち台に立ったら何言おうか考えてたのに、妙に緊張してて暗かった立石が笑える。
【日本ハム】完封リレーで貯金最多タイ11
<日本ハム4-0楽天>
◇27日◇札幌ドーム
日本ハムが楽天に連勝し、貯金を今季最多タイの11とした。先発立石が5回を無失点に切り抜けると、押本、岡島、建山が要所を締め4人のリレーで楽天を零封した。立石は「ゲームから遠ざかっていたので1球ずつ集中した」とコメント。ヒルマン監督も「投手陣は素晴らしい内容だった」と振り返っていた。
(日刊スポーツ) - 7月27日23時20分更新
ちなみに今日の日経新聞のスポーツ欄にはでかでかと立石の写真が使われていまして、ハムの投手たちを「縄」に例えた記事が載っていました。
細い1本1本の紐が縒り合わさって太い縄になっている…とか、そういうニュアンスの記事だったと思うんですけど。
一人で無失点完封する投手はそう何人もいないけど(まぁダルとか八木とかいますが)、きらりと光る中継ぎ陣が小まめな継投でガッチリ守って勝つスタイルが「縄」のように見えるんでしょう。
とても好感度の高い記事だったので、印象深かった。
最後には「互いに刺激されてその1本1本も太くなってきている」という感じで文章が〆られていたような記憶が。
岡島の投球には痺れた~。
三球三振って、見ててスカっとする。
2イニングいけるようになったし。
立石も、多少ラッキーもあったけど(山崎のツーベースヒットは、あれは空タッチに見えた)5回無失点。
いつもどおりの安定感。
防御率も1.31、これは凄いことだと思う。
さて明日はダル、明後日は八木。
明後日、行くぞ~。
次の日の会社大丈夫かなとまだ思っていますが、遅刻でも欠勤でも何でも来い(つーかちゃんと行け私)
最後に面白かった記事
日本ハムの主砲セギノールに意外な弱点?
日本ハムの主砲セギノールに意外な弱点があった。28日、チームは翌日に控えたソフトバンク戦のため函館に移動した。6月から漁がスタートしている函館名物、マイカの話題になると「イカ? ノーだ。タコは大丈夫だけど」と首を振り、巨体を小さくさせた。それを見ていた守護神マイケルは「僕はイカのすしは好きだよ。イクラもね」とニヤリ。日本人の父、オーストラリア人の母を持つマイケルは「でもオーストラリアのすしはまずかった。日本はうまいよ。でも、一番はカナダかな」と独自の理論を展開していた。
[2006年7月28日19時17分]
マイケルの寿司論。
珍しく見入ってました
もっと太い縄になるように、ファームから上げられるような選手がどんどん出てくればいいのですが…
こちらの記事をリンクしておきます。昨日のイースタンは出来はよくなかったですが、もしかしたらシーズン最後のほうで一軍で登板というのがあるかもしれませんね。
日曜日の東京ドームは楽しみましょう♪
上手いなーと思いました。
あとURLの先見てきました。
木下・・・彼の名前を見ると、そういや入団のとき彼ゴネたなーと思い出して笑ってしまいます。高校生っぽいエピソードですよね。もっとオトナな投手になってねと思ってしまいます。
明後日は勝ちますように!