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プロフィール

Author:薫
衣/冒険はしない
食/お酒のおつまみ系
住/かながわけんみん。

年俸査定。

優勝の熱気も冷めやらぬうちに、契約更改の季節になった。

まぁお金の話になると、マウンドではあんなにかっこよく輝いて見える選手も色褪せ、くすんで見えるのは私が純粋なんだろうか(笑)

特に、誰とは言わないが毎年迷言珍言をかましてくれる一部の選手たちは、こういう報道や、自分の金銭執着に対してどう思っているのだろうか。

子供に夢を与える職業についていることを自覚し、『武士は食わねど高楊枝』を貫いて欲しいものだが…。

まぁそういう人間が数少ないからこそ、黒田のような男気が光る、という側面もある。
つまり年俸でもめてる人たちはカープ黒田の引き立て役にしか過ぎないと考えると、多少の溜飲は下がる?まぁでも綺麗ごとで贅沢ができるかクソ食らえとでも思ってるんだろうなあ。


ともかくも。
年俸に関しては毎年シブい査定をする(割にどこか大雑把感が否めない)ファイターズだったが、今年の査定に関して言えばある程度納得できるものではないかと思う。

一例をあげよう。
武田久の289%増の1800万→7000万。

毎年中継ぎには厳冬を味わわせていたフロントだったので、今期のこの査定にはびっくりと同時に納得。

島田チーム統轄本部長曰く、
査定ポイントはチームトップです。いつも厳しい状況で投げてくれた。痛い、疲れたもあったと思うが、一言も言わずに献身的に投げてくれた」
チームに対する姿勢、勝ちに対する意識が非常に高い」

球団フロントって、ゲーム自体はそれほど見ていなくて数字に残る成績のみで査定する…というイメージだったけど、すごくよく見ているんだなと感心した。
確かに数字しか見てくれないなら、チームに対する貢献とかは考えなくなるのかもしれない。


で。
私が注目した島田チーム統轄本部長の言葉は、太字の部分。
彼の言う「査定ポイント」は
「献身的」「チームに対する姿勢」「(チームの)勝ちに対する意識(貢献したいというある種自己犠牲の精神)」
だと思うのですが、いかがでしょうか。


先日、2軍の選手に関する練習姿勢に問題があった市川・小山はマイナス査定をされました。

これが示すことは2軍選手に必要なものは、他を蹴落としてでも(悪い意味ではなくてね)自分が1軍にあがってやるという自己向上の意識なのに対し、1軍で重要なのは「自己完結する意味での自分」ではなく、それを前提として「チームの歯車である自分」「他に影響を与えている自分」まで必要とされていること。


武田は重要な試合には、それこそ見ているこちらがその体を心配するほどに投げました。
おそらくその献身的な姿勢は、チームにとてもいい影響を与えたのでしょう。
こういった目に見えない部分も加味してくれるフロントはとてもいいなぁと思います。


つまりですね。
ここから察するに、犠打を重ねに重ねた田中賢介は相当いい評価が出るではないかと。
守備も打率も、文句なしだったんですけどね、今期は。
でもおそらく、純粋なプレイでの加点ポイントについては、ひちょりよりも賢介のほうが上かなと。

でもひちょりには「パフォーマンス査定」も加わると思うので、この2人のアップ率には注目です。


逆にマイナス作用が働くのではないかと思うのは、金村。

上記のポイントに加えて、「1年間通して働けたか」「自分の役割を把握しているか」も重要な査定ポイントだと思わせる今年の考え方もあわせると、

・ケガ、不調による離脱で戦列を離れていた時間が長かった
・レギュラーシーズン終盤の大切な時期、個人成績を優先しているとさえ受け取れる発言をし、チームの和を乱し、士気を著しく下げた

彼はチームの柱として、投手としても人間としても(精神的にも)若手を引っ張っていく立場にあるべき人間であるのに、その役割をこなせなかった。
以上を勘案してみると、金村にとっては、今期厳冬かもしれない…。

あえて一つ言うならば、押本はもう少しくらい評価されてもいいのでは…と思ったのも確か。
でも彼はまだ若いし(24歳!すごいしっかりしてるのに)、この成績で満足してくれちゃ困るよ、というメッセージなんだろうか。


これはドラフト戦略にも言えることだが、チームの方針としては選手の性格的な部分をかなり考慮していると見て取れる。

契約更改が残っている選手はまだいるので追記するかもしれませんが、既に心は来期の『新生ファイターズ』へ向いている。
楽しみ。