たぶん世の中的にどうでもいいことを考えるブログ
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Author:薫
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小笠原の移籍に際して…感情論で語れば尽きないし、色々な言葉が出てくると思う。 いや、逆か。 感情で語れと言われたら、何も言葉が出てこない。 それぐらい思い入れの強い選手だ。 ただ、20日のオーナーの言葉(敗戦処理発言)で、残留を信じていた私は「ああ、移籍だな」と感じたし、それと同時に、(鈍いことに)ようやく『パ・リーグの風の流れの変化』を感じた。 去年、小坂がジャイアンツに移籍し、今年はオリックス・谷、日本ハム・小笠原もセ・リーグへ行ってしまった。 加えて、日本球界の至宝とでも書いておこうか、西武・松坂は憧れのメジャーリーグへと挑戦状を叩きつけた。 各球団の顔とも言える選手たちが、この短い期間でパから消えていったことに、パ・リーグはひとつの時代を終え、新しい時代が到来したのだと、ふと思った。 この流れは、思えば去年の千葉ロッテマリーンズの優勝から始まったのかもしれない。 「歴史ある」日本シリーズの舞台で縦横無尽に駆け回ったのは、西岡、今江らまったく新しい選手たち。 その代償…と言うにはあまりに理不尽な、けれどルールに則ったかたちで、小坂はパ・リーグから姿を消した。 シーズン中には初芝が引退し、翌年には、諸積が引退した。 分厚い本の一ページをめくるように、少しずつ少しずつ、新しいものの到来はあったんだろう。 それに、私が実感として感じなかっただけで。 そして今年の日本ハム。 日本プロ野球界の重鎮たちが言うところの、「歴史ある」「独特の雰囲気のある」日本シリーズの舞台には、小笠原や金村、勿論新庄もいたが、主役はダルビッシュであり、八木であり、田中賢介であり、森本ひちょりだった。 かれらは「歴史ある」日本シリーズの重みなど感じないかのように、去年のロッテの若い選手たちのように、はつらつと、「楽しそうに」プレーして私たちを魅せた。 その「重み」を感じることのできる選手たち、すなわち「一時代の」主役たちは、それぞれのかたちでパ・リーグから去っていく。 ポスティングの是非、メジャー流出への是非、そしてFA制度の是非。 もちろん今の形がベストだとは思わないが、これも一つの流れとしては必要なのではあるまいか?と、思った。 小笠原の残留を思うとき、きまって小田選手のことを考えたりしていたのだ。 小田は、小笠原がいる限り、このチームにおいては代打でしか生きられないだろう。 それを思うと、妙な気分になったのも事実だ。 彼はその存在が大きすぎた。 その存在は絶対的支柱として、それと同時に大きく重い蓋となり、若手の成長を阻害するものでもあるのでは?と。 今回の小笠原の決断は、そういう周辺事情も鑑みての決断ではないのだろうか。 一人のスーパースター、一時代を築いたスーパープレイヤーが去ったパ・リーグには、新しい時代を担う若いスーパープレイヤーが登場するだろう。 それはダルビッシュであり、八木であり……今成かもしれない。 |