たぶん世の中的にどうでもいいことを考えるブログ
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Author:薫
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脚本:櫻井武晴
監督:橋本一 あ〜…やっぱり櫻井脚本だった。 これでもかというほど内容の詰め込まれたストーリー。 テンポ良く切り替わる場面。 数々の名台詞。 櫻井脚本の真骨頂とも言うべき『社会派』ストーリー。 それとも現実と戦い、敗れ絶望する職人モノ? 両方を兼ね備えた新たなタイプでしょうか。 正直前回の『冤罪』に関してはラストを予測できたし、森田芳光監督の『39-刑法第三十九条-』の香りがどことなくしていたので取り立てて感動したわけではなかったが、今回の『告発の行方』は本当に櫻井さんの脚本家としての才能の凄さを再認識した。 輿水泰弘の生み出した相棒ワールドを把握し、既存の世界は壊さず見てるこちらがうなるような話を作ってくれる。 今回、相棒シーズン4のテーマに、「真実は必ず白日の下にさらされる」というものがあるのだろうか。 今期二度目、杉下右京が語った 「真実は必ず白日の下にさらされるものですよ」 というせりふ。 サードシーズンの「警官殺し」で小野田に言った 「吹き零れますよ」 も同じ意味か…。 今話題の国土交通大臣、プロ野球、箱物、地方自治体、増税、財政赤字……あらゆる時事ネタを組み込んで、この完成度。 さらには国土交通大臣に話させた、「感動したっ」←小泉サンかい。 こーゆーウィットに富む笑いも入れつつ、美味しい思いをしたのは編集長だけという後味の悪さ。 うーん…さすが相棒テイストをわかってらっしゃる…。 しかし今回は目的である『血税の墓場』のルポライターの記事を世に出せたので、特命係の目論見は達成されたのだろうか。 しかし悔しい。 最後、あの女性が編集長に雑誌を叩きつけてくれたのが、視聴者の代弁か。 …とまぁここまでがストーリーに関することなんですが。 今回、役者皆上手かったなぁ。 プロ魂を持つが故に編集部から干された社会派ライター。そしてそのプライド故に、命も絶った。 尊敬する上司の変貌を見、それに終止符を打とうとする秘書。 そして自分と周りの変化に気づかないひと。 自らの保身とエゴのみを考える人。 それぞれの立場、苦しさ、どれもこれもよく表現されてた。 本当に今回はキャスティングからストーリーから編集まで最高の出来だったと思う。 またお遊びを入れちゃうのがさすが櫻井サン(笑) ・伊丹と亀のじゃれあい。 「呼んだ?呼んだ?」 ってなんでうれしそうなんだ亀山。 ・「警部殿」 っていつものせりふ三浦刑事。渋いなあ〜。 ・「そうっすねぇ」 亀山の口調をマネする右京も、板についてきました。なかなかオチャメです。 そして花の里で美和子の名前が出るのもうれしい。 それから忘れちゃいけない、ラムネこと大河内監察官、やっと出ました!! いや〜今期出演少なくて寂しいねぇ。いい男なのに。そして美味しいネタ持ってるのに(笑) あのネタはもう金輪際出さないんでしょうか輿水サン‥。 個人的に久々にシリアス刑事部長が出たのがうれしかった。 あの腰ぎんちゃくも。 最近ずっとお笑い路線だったからなあの2人。 …しかし国交省出たのに小野田官房長出なかったなぁ…。 こりゃ最終回まで待つしかないのか。 とにかく今日は満点の出来でした。 個人的にサードシーズンでNO1だった『警官殺し』と同じくらいよかった。『ありふれた殺人』も凄かったが、あまりに重くて、アレは2度は見れない…。 はぁ〜満足満足。 |